トラリピの暴落対策は何かあるのか?できることを総まとめ

大暴落が起こった時はどうやって対応したらいいの?
タケ
トラリピで暴落したときの対応策は案外少なく、難しい判断が迫られるよ。
もう一人のタケ
2020年の3月は大暴落の為替相場になりつつあります。
3月に入って10日足らずで、10円近くの円高になる場面もあり、今後はどうなっていくのかわかりません。
こんな暴落の時に対処できる方法はあるのかどうかをまとめました。
- 暴落の時のロスカットは避けたい
- いきなり暴落がきて、焦っている
そんな時の対応について、今回はまとめました。
トラリピの暴落対策:ポジションを持ってない発注を減らす
トラリピの場合は既に発注してあると勝手に注文されてしまうので、どうしても対応が後手後手に回りがちです。
ですが、まだロスカットしてないという場合は、ポジションを持っていない発注を間引くことが一つ目の対策になります。
【トラリピの発注を変更する】
- トラップ値幅を増やし、注文本数を減らす
- なんとかポジションを減らし、今後のさらなる暴落に備える
設定の変更に関しては基本的にこの対策でなんとか乗り切っていくほかありません。
まだポジションを持っていない発注を減らすのがまずは1つ目の方法。
タケ
だけど、暴落時は目を離した隙に一気に下がる。なので、これがうまくいくかは怪しい。
もう一人のタケ
ポジションをすでに保有している場合は変更できない
すでにポジションを持ってしまっている場合は変更できないので、損切りするかそのまま我慢するかしかありません。
まだ新規注文が起こってない注文を変えるのが「間引く」方法です。
うまいこと設定を変えれればいいですが、そう簡単にいかない方法だということを押さえておきましょう!
下落時は相場が大混乱する。今がまさにその状況。
タケ
そのような混乱中で設定を変えていくのはかなり難しい。
もう一人のタケ
トラリピの暴落対策:早めに損切りしてしまう
私の運用方針はひたすらロスカットせずに辛抱し続けるという方針なので、損切りすることはありませんが、少しでも損を減らしたい場合は損切りも選択肢になります。
【トラリピで損切りする】
- このままロスカットすると、200万円ほどなくなってしまう・・・
- 今損切りすれば、100万円ほどの損で済む・・・
- 損切りして、なんとか200万円の損失を防ぐ
というのが基本的な損切りの考え方です。
損切りをした時点で、損をしてしまうことには変わりありませんが、損失額を小さくすることができます。
早めに損切りしてしまうことが対策にはなるけど、これにはデメリットがある。
タケ
そのデメリット面に関しても解説していくよ。
もう一人のタケ
損切りのデメリット
最終的にロスカットレートに達さなかったのに、損切りしてしまった場合、かなり悔いが残ります。
ロスカットレートに近づくということは暴落か暴騰が起こっているということ。
つまり、かなりの回数決済される可能性も秘めているんです。
- 損切りをしたことによって、決済益を多分に受け取る権利を放棄してしまった
- 損切りしたので、かなりの損を抱えた
- 損切りしなければ、稼げたのに・・・
という状態になってしまいます。
損切りをした後、ロスカットレートに達した場合は「損切りをしてよかった」と感じるはずですが、そうならなかった場合は激しく後悔するのが損切りです。
メンタル的にも技術的にも非常に厳しい判断になります。
損切りの判断は非常に難しい。実際に下落していく中で、判断を下すのはかなりシビア。
タケ
できればやりたくないのが損切り。トラリピでは特に難しいかもしれない。
もう一人のタケ
トラリピの暴落対策:ひたすら入金し続ける
ひたすら耐える戦略としては入金し続けるという選択肢があります。
入金し続けることによって、ロスカットレートを下げていく戦術で、私は基本的にこの方法で対応中です。
とはいっても、まだロスカットレートには遠いので、入金するほどではないですが、基本的に暴落がきた場合は入金で対応します。
- 入金することによって、ロスカットレートをとにかく下げる
- ロスカットしないように頑張る・耐える
この方法はとにかく耐えるという意味合いが強い方法です。
ロスカットせずにうまく相場が転換していけば、この方法は成功ということになります。
ロスカットレートを変え続けて、なんとかロスカットしないようにするのがこの方法。
タケ
相場の転換をひたすら待つ方法になるよ。
もう一人のタケ
トラリピでは暴落が起きる前にどう設定しておくかが本当に大事
トラリピでは暴落前にどのような設定をしていたかがものすごく大事になってきます。
というのも、暴落時には次のような状況が起こるからです。
- 入金したいのにサーバーが重くなって、反応しない
- どこまで入金したらいいのか先が見えない
- 損切りするかしないかが一瞬の判断で問われる
これに対応するには極めて難しいと言わざるを得ないので、大事なのは平常時にどのような運用をするかしっかり決めておくことです。
暴落時を事前に想定しておくことが大事。意外と暴落時では何もできない。
タケ
寝て起きたらロスカットなんてことはある。NY市場は夜中に動いてるから十分にあり得る。
もう一人のタケ
リスクに耐えられる設定・運用方針を
相場の変動というのはそれほど起こるものではありませんし、数年に1回ぐらいです。
数年に1回というとかなりの回数起こっているように聞こえますが、実際に運用してみると平穏な相場の方が長いので、どうしてもリスクを疎かにしがち。
リターン重視の設定になってしまいがちです。
ただ、リターン重視ではあまりいい結果は得られないので、普段からリスクをしっかり想定して運用をするようにしてくださいね!
急変動は数年に1回ぐらいしかないけど、その変動が怖い。
タケ
なので、常にリスクは頭に入れておく必要があるよ。
もう一人のタケ
1日で大暴落もある
夜中に大暴落して朝仕事に出かけたら、さらに暴落していたなんてことがあり得ます。
NY市場が日本時間の深夜に動く以上、リアルタイムでの暴落に対応するのはかなり難しいです。
1日で大暴落した場合、対応する時間がないままロスカットが近づいていたなんてことがあり得ます。
- 暴落対策を考えている間に、ロスカット寸前になっていた
- 朝ゆっくり起きて、会社に出かけて昼間になったら、とんでもないことになっていた
なんてことは十分起こり得ることですので、常に準備しておくことが大切です。
特に、コロナウィルスのような暴落前にあらかじめ発表されているようなニュースの場合はある程度対応可能ですので、早めに対応するようにしておきましょう!
コロナウィルスに関してはニュースが出てから暴落まで1ヶ月ぐらいはあった。
タケ
1ヶ月あればなんとか対応可能。それが無理な場合もあるけど、世界的なニュースにはしっかり目を向けよう!
もう一人のタケ
まとめ:トラリピの暴落対策!常にリスク対策を!
トラリピの暴落対策を今回はまとめました。
- ポジションを持ってない発注を減らす
- 損切りする
- ひたすら入金する
という方法がありますが、どの方法も難しい判断が求められます。
特に損切りするというのはかなり難しい判断になりますので、できる限りそのような状況にならない方がいいです。
暴落が起きる前から、しっかりと暴落時にどう動くのかを想定しておくことが大事なので、いつ暴落が起こってもいいように対応策を練っておいてくださいね!
ちなみに私は入金を続けて、ある一定ラインまで達したら、ロスカットやむなしと考えています。
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